【10億円”不正受給”】「怪しいやつ」関係者の“証言”が逮捕のきっかけか

【10億円”不正受給”】「怪しいやつ」関係者の“証言”が逮捕のきっかけか

【10億円”不正受給”】「怪しいやつ」関係者の“証言”が逮捕のきっかけか

持続化給付金の詐欺事件で主犯格とされる谷口光弘容疑者が、日本時間の8日未明に、インドネシアで逮捕されました。その谷口容疑者の現地での様子が、徐々に明らかになってきています。逮捕のきっかけになった可能性のある「重要な証言」も入手しました。

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車が激しく行き交うインドネシアの首都・ジャカルタで、谷口光弘容疑者(47)は、タワーマンションの27階に住んでいました。

谷口光弘容疑者は、約10億円もの持続化給付金“不正受給”の主犯格とみられています。インドネシアで逮捕されるまでの経緯が、徐々に明らかになってきました。

今年4月、谷口容疑者は、ジャカルタから直線距離で900キロほどのスマトラ島・西スマトラ州で、ナマズなどの養殖事業を始めたそうです。

10日、谷口容疑者が経営していた施設で、重要な証言を入手しました。取材に応じた養殖場の関係者が「地元メディアで谷口のニュースを見た。怪しいやつだと思った」と話したのです。

谷口容疑者は、インドネシアの大手メディアでも、顔写真付きで取り上げられていました。養殖場の関係者は、1週間前に谷口容疑者に会ったあと、「地元メディアで谷口容疑者のニュースを見た」といいます。

その関係者は怪しいと感じ、エビの養殖を行う知人に相談しました。谷口容疑者がランプン州に行く、大まかな日程も伝えたといいます。

そして、2日、養殖場の関係者から相談を受けた人物は、谷口容疑者について、日本大使館に連絡したということです。さらに、谷口容疑者は、そのエビの養殖を行う人物の元も訪れたといいます。

エビの養殖を行う人物は、4日に撮影された谷口容疑者の写真を、日本大使館に送ったといい、「5日の夜に谷口容疑者は西スマトラ州を出発して、青の車でランプンに行くと言っていたので、それも大使館に伝えた」と話しました。

“谷口容疑者は、青い車でランプン州に向かった”その情報が日本大使館に伝わっていた可能性があるのです。

谷口容疑者は、スマトラ島ランプン州のカリレジョ村にある家に潜伏していたところ、日本時間の8日未明に、不法滞在の疑いで現地当局に逮捕されました。

確保された家の前には、逮捕との関連はわかりませんが、青の車がとめられていました。

谷口容疑者はジャカルタのタワーマンションで生活し、養殖業を行うため、西スマトラ州の村やランプン州のカリレジョ村、インドネシア国内3か所を拠点にしていたとみられています。

警視庁は警察庁を通じて、谷口容疑者の日本への移送について現地当局と調整しています。
(2022年6月10日放送「news every. 」より)

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