プーチン大統領が激白・・・尊敬する「ピョートル大帝」への思い 自らを重ね合わせた発言(2022年6月10日)
9日は、ロシアの初代皇帝・ピョートル大帝の生誕350年。記念イベントなどに出席したプーチン大統領は、この歴史上の人物に自らを重ね合わせた発言をした。
■ゲストブックに「ありがとう。重要、興味深い、ためになる」
9日、プーチン大統領は、ロシア帝国の初代皇帝・ピョートル大帝の生誕350年を記念するイベントに出席した。
ピョートル大帝は、17世紀末から18世紀にかけて活躍。領土を拡大し、ロシアを大国に導いた人物だ。
また、プーチン大統領はかつて、世界で最も尊敬する指導者は誰かという質問に「ピョートル大帝」と答えていた。
イベントでは、展覧会のゲストブックにサインをしていた。ピョートル大帝の展示を見たプーチン大統領は「ありがとう。重要、興味深い、ためになる」と記していた。
■プーチン大統領が激白・・・ピョートル大帝への思い
その後に行われた国内の若い起業家たちとの会合で、プーチン大統領は、こう述べた。
プーチン大統領:「ピョートル大帝が、新しい首都サンクトペテルブルクを建設した時、ヨーロッパのどの国もロシアの領土と認めなかった。誰もがスウェーデンだと認識していた。しかし、スラブ系の人々がずっと住んでいて、その領土はロシアの支配下にあった。ピョートル大帝は何をしたのか。領土を取り返し、国を強化したのだ。それが、彼の行ったことだ。そして、我々も領土を取り返し、国を強化する番だ」
プーチン大統領は、ピョートル大帝は領土を奪ったのではなく「取り戻した」のだと主張。そのうえで、「自分自身を守るために、戦わなければならないのは明らかだ。350年前とほとんど何も変わっていない」とピョートル大帝と自らを重ね合わせ、ウクライナ侵攻を暗に正当化した。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年6月10日放送分より)
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