“10億円詐欺”潜伏先で「ボス」と・・・自ら新居建設も(2022年6月10日)
およそ10億円に上る持続化給付金詐欺事件で、インドネシアに逃亡中、逮捕された谷口光弘容疑者(47)。その潜伏先に、ANNの取材班が入りました。
谷口容疑者は、警察と入国管理の職員が来た時に、ソファーに座っていました。そして、警察らの姿を見た谷口容疑者は驚いて、自分で使用していた奥の部屋の中に、逃げ隠れたということです。
インドネシア・スマトラ島のランプン州にある村。4月末から、谷口容疑者が来るようになったといいます。
潜伏先の家の持ち主は、村のナマズ養殖の元締めといわれる人物で、谷口容疑者と養殖ビジネスの準備を進めている最中だったということです。
連絡は、通信アプリで行っていました。
谷口容疑者:「すぐに、ランプンに行きたい。大丈夫?」
住民:「日曜日に飛行機がなければ、バスに乗ればいい。新しい養殖池の計画については、ボスの指示を待っています」
潜伏先で「ボス」と呼ばれていた谷口容疑者。家の前には、使っていた車が、まだ残されていました。
養殖用の生け簀(す)の奥には、真新しい家があります。なんと、谷口容疑者自身が建てたということです。
関係者によりますと、谷口容疑者は、一連の犯行でおよそ6000万円を得ていたといいます。
金は逃亡先のインドネシアで、エビの養殖や養豚事業に充てたとみられ、警視庁は、実態を詳しく調べる方針です。
(「グッド!モーニング」2022年6月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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