県民割の拡大検討…京都の旅館が期待“8月以降予約目処立たず”「遠方客来てほしい」(2022年6月9日)
全国に対象を拡大する方向で検討されている旅行割引「県民割」。関西でも期待が高まっています。
(京都府 西脇隆俊知事)
「京都に観光に来たいという全国のみなさんのニーズにもこたえるし、京都府内でみれば当然観光関連の産業の振興にもなるということですので歓迎すべきことだと思っています」
観光都市・京都府の西脇知事が期待を寄せるのは、政府が検討を始めた「県民割」の対象拡大です。現在全国を6つの地域ブロックに分けて行われている「県民割」旅行者がブロック内を旅行する場合、1人1泊当たり最大7000円分を国が補助します。
政府は6月末となっている「県民割」の期限を延長し、対象地域を全国に拡大する方針で時期については新型コロナの感染状況を見極め、岸田文雄総理が最終的に判断するということです。
京都市内にある「旅館こうろ」。修学旅行シーズンとあって、6月はほぼ満室。7月も順調に予約が入っているといいますが・・・。
(旅館こうろ 北原達馬社長)
「7月の稼働率は70%ぐらい。ここまではいいんですけど、8月になると修学旅行が一旦終わるので、個人のお客さんを受けていかないといけませんが、いまのところ10%しか稼働していない」
8月以降の予約は目途が立っていないのが現状です。現在は対象が近くの府県だけのため、どうしても日帰りの観光客が多く、宿泊客を取り戻すには県民割の対象拡大が必要だといいます。
(旅館こうろ 北原達馬社長)
「遠方から来て頂かないと宿泊につながらない。そのためにはより広い地域で県民割が実施されることを期待しています」
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