死亡事故を受けて動き…奈良では初めて踏切内に点字ブロック設置「本当に拍手ですわ」(2022年6月8日)

死亡事故を受けて動き…奈良では初めて踏切内に点字ブロック設置「本当に拍手ですわ」(2022年6月8日)

死亡事故を受けて動き…奈良では初めて踏切内に点字ブロック設置「本当に拍手ですわ」(2022年6月8日)

奈良県大和郡山市の踏切で目の不自由な女性が列車と接触して死亡した事故を受け、踏切内に点字ブロックが設置されました。

 点字ブロックが設置されたのは大和郡山市西岡町にある近鉄橿原線の踏切です。この踏切では今年4月、目の不自由な50歳の女性が列車と接触して死亡しました。その後、警察などの捜査で、踏切手前にある点字ブロックの一部が剥がれて本来必要な枚数が揃っていなかったことが発覚しました。

 欠けていた点字ブロックは整備されましたが、県内の視覚障がい者団体は“踏切内にも点字ブロックが必要だ”と市に要望していました。踏切内の点字ブロックは『エスコートゾーン』と呼ばれ、目の不自由な人が進行方向などを把握できるようにするものですが、関西では大阪に4か所あるだけで、奈良県では初めての設置です。

 (奈良県視覚障害者福祉協会 辰巳壽啓会長)
 「まず本当に拍手ですわ。足の裏と白杖で感覚としてキャッチさえできれば、事故は防げるかなというような気がします」

 国土交通省はエスコートゾーンを全国の踏切に設置するよう自治体に求める方針です

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