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水槽がまるで空っぽ?ロシアの魚が来ない!コロナ・侵攻で運ぶ手段なく博物館がピンチ(2022年6月6日)
新型コロナウイルスやロシアによる軍事侵攻で食料品の値段が上がるなど、私たちの暮らしにも影響が出ていますが、実は琵琶湖の博物館でも困ったことが起きています。
滋賀県草津市にある「琵琶湖博物館」。まるで琵琶湖のなかにいるようなトンネル水槽に遠足の子どもたちも興味津々ですが、いま、ある異変が起きています。
(琵琶湖博物館・学芸員 田畑諒一さん)
「コロナでこの3年間(ロシアと)やりとりがない状態が続いていますので、(魚が)半分くらいになっていて…」
魚が半分に減ってしまったというのは、ロシアの「バイカル湖」の魚の展示。ロシア南東部にあるバイカル湖は世界最古の湖といわれていますが、琵琶湖もバイカル湖同様100万年以上の歴史を持つ「古代湖」。このため、琵琶湖博物館はバイカル湖博物館と協定を結び、6年前にバイカル湖の淡水魚を輸入して作られた新しいエリアが設けられました。
日本では琵琶湖博物館だけとなる貴重な魚の展示。生きたまま輸入するためには、水温はバイカル湖と同じ10℃以下に保たなければならないため、ロシアからは直行便で運んでいました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で直行便が無くなり、さらにウクライナ侵攻の影響で再開のめどは立っていません。しかも、ロシアへの経済制裁のなか支払いができるのかなど問題は山積みです。
バイカル湖の魚の寿命は短く、コロナ前に17種類ほどいた魚もいまでは8種類に。
(来館者)
「寂しいね。話を聞いたら、たしかに見てみたいなっていうのはありますね」
「自然の生き物だからね、順次死んでいったら数が減ってくる。もしくは新しく種類や数が入ってこない。それはちょっと寂しい感じがしますね」
こうした苦境を乗り越えようと、博物館で始めたのが…
(琵琶湖博物館・学芸員 田畑諒一さん)
「ここがちょっと狭いですが、バイカル湖の魚を繁殖させているところです」
「輸入できないなら増やしてみよう」と“繁殖”に挑戦。産卵の場所や水温など試行錯誤を重ねてようやく2種類の魚が定期的に卵を産むようになりました。とはいえ、このままでは展示の変更も検討しなければならず、苦悩は続きます。
(琵琶湖博物館・学芸員 田畑諒一さん)
「コロナが落ち着いて世界情勢も落ち着いてきたら、すこしでもコロナ前の元の日常に戻ることを願っている」
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