世界初!『水空合体ドローン』で漁業をサポート 魚の成育状況などが陸上で確認可能(2023年1月27日)
漁業が盛んな兵庫県の坊勢島では、世界初の“空中と水中どちらでも使用可能なドローン”を使った実証実験が行われています。
兵庫県の姫路港から船で約30分の距離に位置する離島「坊勢島」。県内で1、2を争うほどの漁獲高を誇り、漁業が栄えている島です。
(記者リポート)
「坊勢島の上空を飛ぶあちらのドローン。実は、ある機能を持つ世界初のドローンなんです」
ゆっくりと着水したドローンはなんと空中ドローンと水中ドローンに分離。水中ドローンが海中の養殖場の撮影を始めました。これはKDDIスマートドローンなど3つの民間企業が共同開発した世界初の「水空合体ドローン」。上空からの撮影はもちろん、水深50mまで潜って撮影することができます。
兵庫県は2019年から民間企業のドローン事業の支援に力を入れていて、今回の実証実験もそのうちの1つ。水空合体ドローンを使うことで、船を出さずに海に仕掛けた定置網に魚がかかっているかや、養殖場の魚の成育状況などを陸上で確認することができます。
(坊勢漁業協同組合 竹中太作代表理事組合長)
「未来の漁業というか、これまでにないようなスマートな漁業ができていけたらなと」
後継者不足に悩むなか、この事業によって人件費や作業の効率化が期待できるということで、兵庫県の担当者は「2024年までに坊勢島で実用化し、その後、県内での導入を拡大していきたい」としています。
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