上海ロックダウン解除 市民が殺到ナゼ?(2022年6月5日)
深夜0時に打ちあがる花火。
今週、お祭り騒ぎとなっていたのは、中国・上海です。2カ月以上続いたロックダウンが解除されました。
上海に住む、荒木さんは・・・
上海在住・荒木建瑠さん:「徐々に(社会が)復活していって、完全に復活するのは、すごく先なんじゃないかという不安があったんですけれど、かなりびっくりするくらい急に復活したという印象ですね。」
ピーク時には、約2万7000人以上だった一日の感染者も、今月3日には14人まで減少しています。
上海市民:「とてもうれしいここに来るまでずっとうれしくて」「いまはまだ不便に感じるところがあるけど、なるべく早く通常の生活に戻ってほしい」
店内での飲食は、多くの店舗で禁止されているため、歩道は、久々に外食を楽しむ人で、あふれ返っていました。
そして、理髪店の床には、2カ月間散髪できなかった大量の髪が・・・
こちらの場所には、我先にと、多くの人が詰め掛けていました。
病院スタッフ:「押さないで!押さないで!」
撮影者:「龍華医院の入口は壊されそう。絶対大惨事になる。すごく危ない。」
柵を押しのけて、中に入ろうとする人々。ここは、2月ぶりにロックダウンが解除された、上海の病院です。通院できなかった、病人やその家族が、殺到していました。
そして、PCR検査場でもこんな光景が・・・
利用者:「私が、先に並んでいる」「スキャンさせて!押さないで」
手に持っているのは、検査結果が確認できるアプリ。職員に登録するよう、求めています。
上海では72時間以内の陰性証明がなければ、交通機関やスーパーを利用することができないと言います。
利用者:「本当に騒ぎが起きますよ。」
職員:「疲れているのは分かります。お互い様です。」
こちらの検査場は、突然閉まってしまいました。
利用者:「(PCRの)窓口が突然閉めたよ。」「そっちの言い分もわかるが、私たちは並んでいたのに、文句を言わなかった。時間ばかり過ぎて。責任者はいますか?」
上海在住・荒木建瑠さん:「人によっては1時間半とか並んでることもあるみたいです。ロックダウン解除後のほうが並んでます。」
80日間隔離されていた、荒木さん。
実は、再びロックダウンされることも想定し、準備をしていると言います。
上海在住・荒木建瑠さん:「その可能性もゼロでは無いですけれど、耐えられるというか、ノウハウは身に付いたので、ロックダウン中に入手が困難だったもの、例えばお菓子とか、長持ちする冷凍食品なども、前よりはストックするようになりました。」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く