「KAZU I」事故原因究明に向け検証続く 小型観光船の運航会社に監査 知床観光船沈没事故｜TBS NEWS DIG
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、きょうも観光船「KAZU I（カズワン）」の検証が続いています。
海上保安庁は観光船「KAZU I」をおととい陸揚げし、事故の原因究明に向けて検証を続けています。関係者によりますと、「KAZU I」は甲板の下の空間を区切る「隔壁」に穴が見つかっています。
捜査関係者によりますと、この隔壁の穴によって船底に水が広がった可能性があり、海上保安庁は沈没の経緯を詳しく調べています。
一方、斜里町では「知床遊覧船」を除く小型観光船の運航会社3社への監査が行われていて、きょうは最後の1社に北海道運輸局の職員が入りました。
先月の緊急点検では3社で合わせて12件の不備が見つかっていて、是正されたかを確認しています。
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