観光船の底に「穴」 今後の捜査は科学的な検証へ 数カ月単位にも(2022年6月1日)
今後、KAZU1の船体の捜査が本格化することになりますが、捜査のポイントはどこになるのでしょうか。
元海上保安監の伊藤裕康さんによりますと、今後の捜査のポイントになってくるのが「科学的な検証」ということになってきます。
造船学や船舶工学などの専門家を交えてこれから陸で検証が行われていきます。
「科学的な検証」とは、例えば「船底の穴」についてはどれぐらいの力が加わって穴ができたのか、船底の材質の強さはどれくらいなのかを徹底的に調べて、どのような状況で穴が開いたのかを検証していくということです。
さらに、船内で見つかった電子機器などからどんな画像や記録が出てくるかもこれから調べていくということです。
こういった捜査は数カ月ぐらいかかるのではないかということです。
※「KAZU1（ワン）」は正しくはローマ数字
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