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【再生可能エネルギー】酪農家が発電にメロン栽培? 活用広がる
政府は発電の比率について、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーを、現在の20%程度から、2030年度には36~38%に拡大する目標を掲げています。そこで、自治体や企業でも、再生可能エネルギーを導入する動きが加速しています。こうした中、北海道の牧場では、再生可能エネルギーを活用して、メロンの栽培に取り組んでいます。
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6000人以上の学生がキャンパスを行き交う千葉商科大学には、ある特徴があります。
千葉商科大学 原科幸彦学長
「こちらが屋上太陽光パネルです。ここで発電しています」
建物の屋上には、あちらにも、こちらにも、ソーラーパネルを設置しています。大学で太陽光発電を行っているのです。
原科幸彦学長
「『自然エネルギー100%大学』という目標を示して、大学も電力量くらいは自ら作り出しましょうと、これで始めたんです」
千葉商科大学では、キャンパスの屋上だけではなく、千葉・野田市にある野球場の跡地を利用した大規模なソーラー発電所も稼働し、2019年には、太陽光だけで、大学で消費する電力を賄える量の発電に成功しました。
そんな大学に、学生たちも協力しています。
商経学部3年 水出翔さん
「こちらが、学生が節電のために考えた仕掛けになります」
電気のスイッチを消したくなるよう、オフにするとハートマークがつながる仕掛けを作るなど、学生自身のエネルギーに対する意識も変わってきているといいます。
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温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギー。政府は発電の比率について、現在20%程度の再生可能エネルギーを、2030年度には36~38%に拡大する目標を掲げています。そこで、自治体や企業でも、再生可能エネルギーを導入する動きが加速しています。
北海道では、地元ならではの物を利用した再生可能エネルギーが生み出されていました。訪ねたのは、1600頭以上の牛を飼育している牧場です。これだけたくさんいれば当然、毎日出るのが牛の排せつ物です。
友夢牧場 植田昌仁社長
「ニオイというのが、かなりするんですね。周りの人も、異臭できっと困っていたと思うんですけど」
堆肥にするにしても、ニオイや経費がかさむ“悩みの種”だったといいます。
植田昌仁社長
「こちらがバイオガスプラントといいまして、発電所になります。ふん尿を原料としているので」
友夢牧場では、牛のふんなどを利用して発電しているといいます。気になるのは、その仕組みです。まずは、毎日、牛舎のそうじをして集めたふんを大きなタンクへ。そこで発酵させると出てくるのが、メタンなどが主成分のガスです。それを燃焼させて、発電機を動かし、電気を作っているのです。
1日の発電量は約5000キロワットアワー、だいたい380世帯が1日に使う量の発電が可能になります。
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ただ、この牧場から生み出されているのは、電力だけではありません。案内されたのは、牧場の横にあるビニールハウスです。
植田昌仁社長
「もうそろそろ取れ頃になるメロン」
牧場にメロン!? ここにも、再生可能エネルギーを生かした仕組みがありました。
つるをぶらさげる栽培方法で実ったメロン。実は、このメロンの栽培にも、再生可能エネルギーが活用されているんです。
植田昌仁社長
「温水が常時出るんですね。牛舎の方で使ってはいるんですけど、それでも、まだ余るということで」
再生可能エネルギーを利用して発電する際に、熱が生まれます。その熱で温められた温水を、配管を通してビニールハウスへ送っています。
植田昌仁社長
「だいたい60℃くらいなので、熱いくらい」
温水に風を当ててハウスを温めれば、寒さの厳しい北海道でも暖房を使わずに、メロンが育つ適温の20℃を保つことができるのです。
エネルギーを余すことなく使って育てたメロンは、ふるさと納税の返礼品になるなど、徐々にファンが増えてきているといいます。
植田昌仁社長
「酪農っていうのが循環型の農業なので、元々、SDGsかもしれないんですけど。可能性はあると思うので、いろんなものに挑戦はしていこうかなと思っています」
地域ごとに特色のある再生可能エネルギーが今後、増えるかもしれません。
(2022年5月31日放送「news every.」より)
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