“上海ロックダウン”解除まであと一日住民を囲った封鎖の象徴「壁」も続々と撤去

“上海ロックダウン”解除まであと一日住民を囲った封鎖の象徴「壁」も続々と撤去｜TBS NEWS DIG

中国・上海では、あすからすべての市民が外出できるようになり、事実上のロックダウンが解除されます。封鎖の象徴も撤去が進められています。

記者
「6月1日の解除に向けて道に設置された壁がどんどん撤去されていきます」

住宅やマンションを囲むように板を並べて作られた壁。外出禁止中に住民が勝手に抜け出さないよう設置されていたとみられますが、事実上のロックダウンがあす解除されるのを前に撤去が進められています。

上海市政府は10日以内に新型コロナの感染者が出た住宅地やマンションを除き、全ての市民の外出を認めることをきのう発表しました。

市内では“ロックダウン”解除を爆竹で祝う市民も。

上海できのう確認された新型コロナの新規感染者は29人でしたが、出勤や地下鉄の利用、またスーパーに入るには72時間以内のPCR検査での陰性証明が必要とされるなど警戒はしばらく続くことになります。

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