EU首脳会議 ロシア産石油の輸入禁止「年内90%」で合意 ハンガリーは当面規制対象外|TBS NEWS DIG
EU=ヨーロッパ連合は、ロシア産石油の輸入を3分の2以上禁止することで合意しました。年内には90%近くが停止されるということですが、目指していた全面禁止からはやや開きのある結果となっています。
30日から2日間行われるEUの臨時首脳会議では、EU委員会がロシアへの制裁として提案しているロシア産石油の輸入全面禁止で合意できるかが焦点となっていました。実現には全会一致の承認が必要ですが、東欧ハンガリーは・・・
ハンガリー オルバン首相
「エネルギーの問題のため、リスクが高く深刻だ」
ロシア産石油への依存度が高いため、オルバン首相は反対姿勢を貫きました。その結果、EUはまず、全輸入量の3分の2以上にあたる海上輸送分の輸入を禁止することで合意。年内にはパイプライン経由も含め、90%近くの輸入が停止されるとしています。ただ、制裁に反対し続けていたハンガリーなどにつながるパイプラインでの輸入は禁止対象から当面免かれるとしていて、輸入の全面禁止からはやや開きのある結果です。
一方、複数のアメリカメディアは、バイデン政権が最大射程300キロの多連装ロケットシステムをウクライナに供与することを近く発表する見通しだと報じましたが・・・
アメリカ バイデン大統領
「ロシアを攻撃するようなロケットシステムは我々は送らない」
東部ドンバス地方への攻勢を強めるロシア軍に対抗するため、ウクライナは多連装ロケットシステムの供与を強く求めていますが、ロシア国内への攻撃に用いられれば、大きな反発を招く可能性もあります。
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