難題山積の岸田内閣…“小幅な”内閣改造の可能性も?(2022年12月10日)

難題山積の岸田内閣…“小幅な”内閣改造の可能性も?(2022年12月10日)

難題山積の岸田内閣…“小幅な”内閣改造の可能性も?(2022年12月10日)

わずか1ヵ月で3人の閣僚が相次いで辞任するという、波乱の国会が閉会しました。来年はどんな動きになっていくのでしょうか。
   
板倉)
来年前半は、まず1月から通常国会が始まりまして、4月には統一地方選挙、そして5月には岸田総理の地元、広島でサミットが行われます。どういった所がポイントになってくるのか、テレビ朝日・政治部の藤川みな代部長に聞きました。藤川さんによりますと、ポイントは2つあるという事です。1つ目のポイントは、「内閣改造」の可能性です。岸田総理は会見で内閣改造については「全く考えていない」と発言していましたが、“政治とカネ”の問題で追及を受けている秋葉復興大臣などが通常国会でも追及を受けますと、その後の統一地方選挙にも悪い影響を及ぼす可能性もあるので、小幅な内閣改造を通常国会前に行う可能性もあるという風に指摘しています。そして、ポイント2つ目ですが、解散のタイミングです。岸田総理は5月に行われるG7広島サミットで、何としても成果をアピールしたいという事で、アピールに成功して支持率が回復したならば、その後、解散・総選挙に踏み切る可能性もあるということです。

高島)
柳澤さんは、どの辺りがポイントだと思われますか?
   
柳澤秀夫)
統一教会の被害者を救済する新たな法律の成立、これによって岸田政権の内閣支持率の下落に歯止めがかかったかどうか、その辺が注目だと思うんですよね。さらに年明けの通常国会で野党が“政治とカネ”の問題をどういう風に追及するのか。その行方次第では、岸田総理は内閣改造に踏み切らざるを得なくなるんじゃないか。いずれにしても、年明け、大きなポイントになると思いますね。

高島)
さらに、防衛力の強化に向けて増税が必要という発言もありましたが、この辺りも丁寧に国民的な議論というのが必要になってきますね。

サタデーステーション 12月10日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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