「太鼓の形をした埴輪」が出土 “完全な形”での発見は全国初 奈良・田原本町(2022年5月31日)
奈良県田原本町の古墳で、太鼓の形をした埴輪が出土しました。全体像がわかる完全な形で見つかるのは全国で初めてです。
奈良県田原本町の宮古平塚古墳で今年4月に出土した「太鼓形埴輪」。最も古いとされる6世紀前半の埴輪とみられ、側面には太鼓の皮を留めるための鋲(びょう)も粘土で表現されています。
町の教育委員会によりますと、過去にも大阪府高槻市などで同様の埴輪が出土していますが、いずれも破片で、全体像がわかる完全な形で見つかったのは全国で初めてだということです。
(田原本町教育委員会文化財保存課 技師・渡瀬加奈子さん)
「被葬者が生前、太鼓を叩く役割を担っていたとか、そういったことが考えられるのではないか」
出土した埴輪は、8月末まで田原本町の博物館で無料展示されます。
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