東部で“攻勢”のロシア軍 ウクライナ軍は南部で“反転攻勢”目指す(2022年5月30日)
ウクライナの東部2州の完全掌握に向け、ロシア軍が攻勢を強めています。28日にはドネツク州にある鉄道の重要拠点の町を制圧宣言し、隣のルハンシク州へも攻撃を続けています。
ロシア国防省は29日、ドネツク州とルハンシク州でウクライナ軍の兵器などをミサイルで破壊したと発表しました。
東部2州の掌握を狙うロシア軍はドネツク州・リマンの制圧を宣言していて、隣接するルハンシク州でも、ウクライナ軍の最後の拠点とされるセベロドネツクへの攻勢を強めています。
ゼレンスキー大統領は29日、セベロドネツクのインフラの大部分が破壊されたと述べていて、現地では激しい攻防が続いているとみられます。
一方、ロシア軍が制圧を宣言している南部ヘルソン州で28日、ウクライナ軍が反撃を開始したとウクライナメディアが報じました。
ロシア軍が東部で攻勢を強めるなか、ウクライナ軍としては南部で反転攻勢に出たい考えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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