事故から1か月あまり…知床観光船「KAZU I」の白い船体が網走港に到着 本格的な事故原因の究明へ|TBS NEWS DIG
事故から1か月余り、白い船体が現れました。知床沖で沈没した観光船「KAZU I」です。水深182メートルの海底からつり上げられた船体に大きな損傷は見えませんが、ところどころに傷みが見えました。夜を徹して行われた引き揚げ作業。ヒヤリとする場面もありました。
沈没から1か月あまり、海面に姿を現した観光船の「KAZU I」。
記者
「船首のほうが壊れているように見えます」
前の部分に取り付けられた「手すり」は3日前、移動中に海底に落下した際に外れました。
記者
「無線のアンテナでしょうか。グネグネとまがっています」
ドアや割れたガラスは板でふさがれていました。
記者
「KAZU Iが『横抱き』と呼ばれる方法でえい航されてきました」
KAZU Iは移動中に落下した反省から作業船の脇にぴったりと横付され移動しました。
記者
「KAZU Iの船体が完全に海面からあがりました。ブルーシートをかけられたその姿、くっきりと見えています」
日付が変わって午前2時すぎ…。
記者
「風が強くなってきました」
作業船が「KAZU I」をつり上げたまま、およそ180度、回ってしまいました。そして…。
記者
「午前2時40分すぎ、KAZU Iの船体が台座におかれました」
午前3時すぎ、「KAZU I」は作業船の上に引き揚げられました。
記者
「KAZU Iを載せた『海進』が網走港に入りました」
関係者によりますと、海上保安庁は船が接岸したあと、速やかに桂田社長、立ち会いのもと船体を確認する予定です。
14人が死亡、12人が行方不明の沈没事故の原因究明が本格化します。
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