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“上海ロックダウン”から2カ月・・・現地記者 2時間だけ“外出” スーパーで“感激”(2022年5月27日)
中国・上海市で、新型コロナウイルスの感染対策として続くロックダウンから2カ月が過ぎた。厳しい制限が続くなか、隔離生活を続ける記者に、2時間だけ外出許可が下りた。
■一部市民の不満爆発・・・警察出動も
テレビ朝日 上海支局・高橋大作支局長:「きのう、こちらのカードが配られました。外出許可証です」
上海支局長・高橋記者は、ロックダウン中の上海の様子を、これまで「自宅」から何度もリポートしてきた。
上海市民:「なぜ、私たちのエリアは、いつまでも制限されて、自由に外出できないんだ!」
22日には、不満を爆発させた一部の市民が一斉に外出。警察が出動する騒ぎになった。
■通りには“防護服”着たスタッフ
そうしたなか、今月24日、ついに上海市の新型コロナの新規感染者数が400人を下回り、一部の地域に外出許可が下りた。
高橋記者も、およそ2カ月ぶりの外出だ。
高橋記者:「あいにくのお天気。曇天なんですが、非常に晴れやかな気持ちです」
しかし、許された時間は、わずか2時間だという。
高橋記者:「人は少ないですね・・・。本当にスーパーは営業しているんでしょうか」
多くの店が閉まったままで、通りにも人の姿はない。目立つのは、防護服を身に着けたスタッフのみだ。
そして、ようやく、目的地のスーパーに到着した。
■“厳しい行動制限”まだ続く・・・
「うわあ・・・久しぶりだ」と、思わず感激の声を漏らした高橋記者。バナナやパスタソース、シリアルなどをかごに入れる。
そして、最も大事なのが「肉類」だという。高橋記者の住む地域では、配給は野菜がメイン。肉類は、とても貴重だ。
高橋記者:「うおー、高いな!2000円近くしますね。でも、仕方ない。買おう」
こうして、食料の買い出しは無事に終了した。
一部地域で、外出が許可された一方、範囲や時間が限られるなど、市民への厳しい行動制限はまだ続いている。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年5月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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