“ナチス・ドイツへの政策なぞらえ” ゼレンスキー大統領ら猛反発 米・キッシンジャー氏“ロシアへ譲歩”発言を受け|TBS NEWS DIG
アメリカの元国務長官キッシンジャー氏がウクライナは領土の一部をロシア側に明け渡すべきという趣旨の発言をしたことにウクライナ側は猛反発しています。
アメリカの安全保障政策などに大きな影響を与えてきたキッシンジャー氏は23日、オンラインで参加した国際会議でロシアによる軍事侵攻を終結させるためとして次のように発言していました。
米・キッシンジャー元国務長官
「理想的には、ウクライナとロシアの境界線が“侵攻前の状況”に戻ることが望ましい」
キッシンジャー氏の発言は、2014年にロシアが一方的に併合したクリミア半島や東部の親ロシア派支配地域の奪還を断念することをウクライナ側に提言したものと受け止められています。
この発言にウクライナのクレバ外相は25日、ロシア側への譲歩姿勢こそが今回の軍事侵攻を招いたと反発しています。
ウクライナ・クレバ外相
「(主要国の)2014年以降の戦略は失敗した。それはいつもロシアを交渉に参加させるため、ウクライナに『建設的になれ』『譲歩しろ』というものだった。それは機能しなかった」
また、ゼレンスキー大統領も発言をナチス・ドイツに対する融和政策になぞらえ強く批判しています。
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