米ブリンケン国務長官 「一つの中国」政策維持強調(2022年5月27日)
アメリカのバイデン大統領が台湾有事の際の軍事関与を明言し波紋が広がっていますが、ブリンケン国務長官はこれまでの「一つの中国」政策を維持する考えを強調しました。
アメリカ、ブリンケン国務長官：「台湾に対する私たちのアプローチは、数十年間、どの政権でも一貫している。我々の台湾政策に変更はない」
ブリンケン国務長官は26日、「台湾の独立を支持しない」とも述べ、中国と台湾との間の意見の相違は「平和的に解決されることを期待している」と訴えました。
また、「アメリカの長期的な課題は中国だ」と改めて強調する一方、「紛争も新たな冷戦も望んでいない」とし、世界経済や気候変動など、利益が重なる分野では協力し合うことが重要だと述べました。
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