プーチン氏「彼らは英雄だ」負傷兵を慰問・・・深刻な兵員不足?年齢上限を撤廃へ(2022年5月26日)

プーチン氏「彼らは英雄だ」負傷兵を慰問・・・深刻な兵員不足?年齢上限を撤廃へ(2022年5月26日)

プーチン氏「彼らは英雄だ」負傷兵を慰問・・・深刻な兵員不足?年齢上限を撤廃へ(2022年5月26日)

 プーチン大統領が病院で、負傷したロシア兵を慰問する様子が初めて公開されました。

 白衣を身にまとったプーチン大統領が見舞ったのは負傷兵とされる人たちです。けがの状態などを聞き、握手を交わしたプーチン大統領。

 長引く侵攻で戦死者や負傷者が増えるなか、兵士に配慮している姿勢を見せようというのでしょうか。

 病院訪問後に開いた会合では「兵士は英雄だ」と称えました。

 ロシア、プーチン大統領:「彼らはまさしく英雄だ。自覚的に自らの命を危険にさらしている。英雄として扱わなければならない」

 ロシアでは死傷や従軍拒否が増え、深刻な兵員不足に陥っているとみられています。

 それを解消するためか、ロシア連邦議会は25日、現在40歳までとなっている志願兵の年齢上限を撤廃する法案を可決しました。

 ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ロシア当局は画期的な決定を下し、年を取った人間の入隊を許可した。言い換えれば若い人間が十分にいないということだ。だが、まだ戦おうとしている」

 ロシアは攻撃の手は緩めていません。

 ウクライナ東部ドネツク州のポクロシフクでは鉄道施設が攻撃を受け、周囲の住宅が破壊されました。

 地元住民:「ロケットが発射されて破壊されました。見ての通りです。これで2回目です。1回目に窓が割れた時は修理しましたが、もう修理するものがありません。すべてが破壊されました」

 同じドネツク州の別の町では行政府庁舎の前でロシア側の兵士が歩哨に立ち、屋上にはロシアの旗が掲げられました。

 ドネツク州では新たに3つの町がロシアに制圧されたと州知事が明らかにしています。

 また、プーチン大統領はウクライナ南部へルソン州と中南部ザポリージャ州の住民を対象にロシア国籍の取得を簡素化する大統領令に署名しました。

 これに対し、ウクライナ外務省は「一時的に占領された地域の住民にロシア国籍取得を強制する道を開く」と反発しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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