インドは“読める国”? 「クアッド」の“カギ”握るインドのポテンシャルとは(2022年5月24日)

インドは“読める国”? 「クアッド」の“カギ”握るインドのポテンシャルとは(2022年5月24日)

インドは“読める国”? 「クアッド」の“カギ”握るインドのポテンシャルとは(2022年5月24日)

 24日開かれた“対中包囲網”クアッド。日本、アメリカ、オーストラリアにインドをどこまで引き寄せられるのでしょうか。

 日米豪印の4カ国の首脳が参加するクアッド首脳会合が行われました。

 自由や民主主義などの価値観を共有する4カ国の「対中国」を意識した枠組みですが、注目すべきは、台頭が著しい「インド」の存在です。

 モディ首相のツイッターを見ても、ソフトバンクの孫会長をはじめ、日本を代表する企業のトップと次々と会談。

 一体、なぜ今、世界はインドに注目しているのでしょうか。

 今後の世界の動きの鍵になる国、魅惑の国・インドのポテンシャルに迫ります。

 クアッドの一角であるインド。来日したモディ首相は、各国首脳だけではなく日本を代表する企業トップと次々と会談するなどその存在感を示しています。

 インド出身で、2003年から日本に住むヨゲンドラさん。

 インドが注目される一つは、まず13億8000万という人口の多さだそうですが、ただ多いだけではありません。

 全日本インド人協会、プラニク・ヨゲンドラ会長:「25歳未満は50%だったと思います。インドの失業率も今、7%から8%なので非常に『労働力が余っている』という現状なんですね」

 海外が欲しがる人材、労働力も豊富。他にも、こんなメリットが・・・。

 インドに工場があるヤマハミュージックインディアは・・・。

 ヤマハ・ミュージック・インディア、平岡健社長:「インドっていう地理。地理的にアフリカに近いとか、新たな製造・市場の拡大が見込めるようなところに(インドは)近い位置にいる」

 インドを中心とした地図で見ると、東南アジアやオセアニア、ヨーロッパ、さらには新たな開発が期待されるアフリカなどが近いうえ、「海の輸送ルート」まであります。

 お互いに「ウィンウィン」が成立している日本や企業によるインドとの関係。なかでもインド出身のヨゲンドラさんが強調する「インドの良さ」とは・・・。

 全日本インド人協会、プラニク・ヨゲンドラ会長:「インドは『平和主義』で『哲学的な国』であるというところに大きな魅力がある。インドは、今まで『ふっかけて戦争をする』というような行動に出ていないですね。だから、『読める国』です。行動が読めない国ではないです」

 クアッド首脳会合は、ウクライナ問題で伝統的にロシアと関係が深く、経済制裁の抜け穴になっていると指摘されるインドを、どこまで日米豪に引き寄せられるかが焦点となります。

 インド側としては、クアッドの何を「最大のメリット」と考えているのでしょうか。

 全日本インド人協会、プラニク・ヨゲンドラ会長:「『中国に対する牽制(けんせい)』をしていく意味ではアメリカ、日本、オーストラリアとも仲良くして『周りから固めていく』のが、最重要かなという感じがします」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事