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「サル痘」12カ国92人に拡大・・・警戒呼びかけ WHO(2022年5月23日)
発疹など、天然痘に似た症状が表れ、致死率は1%から10%程度とされるサル痘ウイルス。
発疹や飛沫(ひまつ)との接触により、ヒトからヒトへ感染する可能性があるといいます。
WHO(世界保健機関)は21日、この「サル痘」の患者がヨーロッパと北アメリカ、オーストラリアの12カ国92人に拡大したと発表しました。
ウイルスは、主にアフリカに生息するリスなどが保有しているといわれ、WHOは、アフリカ以外の国で患者が多数確認されているのは「極めて異例」と指摘。患者数は、今後も増えるとの見通しを示しています。
アメリカのバイデン大統領も22日、「誰もが心配すべきことだ。使えるワクチンがあるとすれば、何かを調べている。感染が広がったら、大ごとになると懸念している」と述べました。
WHOは、情報の周知や患者の発見・隔離を急ぎ、拡大を抑え込む必要があると警戒を呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2022年5月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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