【独自】“屋外マスク不要”外す? 2000人定点観測・・・街ゆく人々が感じる変化(2022年5月23日)
政府が新たに示したマスク着用の見解。屋外では多くの場合でマスクは必要ないといいますが、街の人は早速マスクを外すのか。2000人を調査しました。
■マスク外す?外さない?困惑も
20日から3日間、東京・有明で初めて開催されたイベント「春の食フェスティバル2022」は、多くの人でにぎわいました。
晴天に恵まれた、様々な料理が楽しめるイベント会場では、多くの人でにぎわっています。かなり暑いなかですが、マスクを着けながら、列を作っています。
来場客:「(Q.どうですか、ビール)この雰囲気と相まって、すごいおいしい」「大きいフェス、すごい好き。なかなかなかったので、きょうは久々に。天気も良いですし、すごい楽しい」
イベントが開かれているのは屋外ですが、店の前など人が密集してしまう場所もあるため、会場内ではマスク着用がルール。訪れた人たちも皆、マスクを着けいます。
3年ぶりに開催された「よこすかカレーフェスティバル」でも、同様にマスク着用がルールです。
来場客:「(Q.3年ぶりのよこすかカレーフェスティバルは?)とっても、おいしいです。もっと色んなカレーを食べたかったので、追加で一人分だけ頼みました」
■屋外で“マスク不要”政府見解
20日、厚生労働省はマスク着用について、新たな見解を発表しました。
屋外では、会話をほとんどしなければ、距離にかかわらず、マスクは「必要なし」。会話をする場合でも、2メートル以上距離を取れば「必要ない」としました。
この日午前中には、20度以上に達した都内。外を歩く人の中には・・・。
父親:「(Q.外でマスクを着けない理由は?)暑くなっちゃうんで」「(Q.お子さんだと、心配になりますよね?)そうですね」
■定点観測・・・2000人の判断は?
屋外でのマスク着用に関する新たな見解を受けて、街の人は早速マスクを外すのでしょうか?
22日に有明駅前で、どれくらいの人がマスクを外しているかを定点観測。午前11時からの30分間で通った2000人以上をウォッチしてみました。
ほとんどの人が、マスクをしていて、してない人を探すほうが大変です。政府が指針を出したからといっても、マスクを外すのは、少し抵抗があるようです。
マスクを着けている人と、着けていない人の数を数えました。着けていた人が、2003人です。着けていなかった人が、105人ということで、大体100人のうち5人ほどがマスクを着けていなかったということになります。
番組の調査では、屋外にもかかわらず、マスクを外していた人はわずか5%という結果になりました。
■「着けないといけないイメージ」
それでも、街ゆく人々は変化を感じていました。
男性:「(Q.この数字はどう?)105人もいるんだ」
母親:「意外といるんだな」
屋外でのマスクの着用を今後どうしていくのかについても、50人の人に聞きました。
男性:「(Q.マスク着用どう思う?)外したいですけど、なんか慣れちゃいましたからね。着けないといけないイメージがある」
男性:「周りがマスクしているので、外すのが悪みたいな感じはありますね」
マスクに依存しているという声もありました。
高校生:「外したいけど、今まで着けていたので。癖というか、違和感を感じて、勉強とか集中できないかなと思うところはあるかと」
母親:「マスクに慣れてしまったので、安心感というか。ノーメイクで、そのまま出掛けられるので、結構便利かなって思ってもいます」
マスク着用が日常となっている人がいる一方で、小さな子どもがいる家庭は・・・。
母親:「家の前では、実は(マスクを)外してました。子どもにも暑いし、25度を超えると苦しいって言って可哀想だし」
子ども:「(Q.暑い時にマスクはどう?)暑い」
50人に聞いたところ、屋外でも27人は今後もマスクと着けると回答。23人がマスクを外したいと回答しました。
イベント主催者は、次のように話します。
横須賀市 観光課・高野淳一課長:「マスクを外すっていうことも、来年そういう世の中になっているかもしれませんので。現状を把握して、次の開催のために考えていきたいなと」
(「グッド!モーニング」2022年5月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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