米大統領 アフリカ8カ国からの入国制限解除を発表(2021年12月29日)

米大統領 アフリカ8カ国からの入国制限解除を発表(2021年12月29日)

米大統領 アフリカ8カ国からの入国制限解除を発表(2021年12月29日)

 アメリカのバイデン大統領はオミクロン株の確認を受け、南アフリカなど8カ国を対象に設けていた入国制限を31日に解除すると正式に発表しました。

 バイデン大統領は28日、オミクロン株の確認を受けて設けていたアフリカ南部の8カ国からの入国制限について、31日の午前0時1分に解除すると発表しました。

 制限解除の理由については、すでにアメリカを含め100カ国以上でオミクロン株の感染が確認されるなど状況が変化しているとして、「入国制限がもはや公衆衛生を守るために必要ではない」などと説明しています。

 渡航の制限を巡っては、対象となった南アフリカなどから「不当な差別だ」などと反発の声が上がっていましたが、バイデン大統領は一時的に入国を制限したことで「オミクロン株の理解に実質的な進歩がみられた」と効果を強調しました。
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