24歳男性の弁護士会見 「何に使った?」明かされず・・・山口・4630万円“誤送金”問題(2022年5月17日)

24歳男性の弁護士会見 「何に使った?」明かされず・・・山口・4630万円“誤送金”問題(2022年5月17日)

24歳男性の弁護士会見 「何に使った?」明かされず・・・山口・4630万円“誤送金”問題(2022年5月17日)

 新型コロナの給付金4630万円が誤って1人の男性に支払われてしまった問題。男性の弁護士が16日、会見を開いた。

■弁護士「返還が難しい状態」

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「(Q.本人に返還の意思は)本人、現在、そのお金を所持しておりません。現実的な問題として、返還が難しい状態となっております」

 先月、山口県阿武町で、新型コロナの給付金が振り込まれた際に起きた問題。

 阿武町が、463世帯に1世帯10万円ずつ振り込むところ、24歳の男性に4630万円を誤って振り込み、男性が返還を拒んでいるのだ。

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「(Q.男性はお金を何かに使ってしまったのか)おおむね、その理解で正しいと思います」

■何に使った?・・・明かされず

 では一体、何に使ったのか。男性の弁護士は、次のように話した。

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「本人から聞き取りはしているが、事実の確認を取るすべが、今、警察に資料を提出しておりますので」

 4630万円は何に使われたのか、明らかにされることはなかった。

■5116万円支払い求め・・・提訴

 阿武町は、全額の返還に加え、弁護士費用などを含めた5116万円の支払いを求め、男性を提訴した。

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「今後の返還につきましては、訴状を確認したうえで、訴訟のなかで、相手方代理人と協議をして、何らかの解決が図れるように、検討していきたいと考えています」

■住民「町長の言葉で説明を」

 この男性の弁護士の会見について、町長は、次のように話した。

 阿武町・花田憲彦町長:「その(会見)中身をしっかりと見たなかで、またお答えするものは、お答えしていきたいと思います」「(Q.現時点では内容について把握していない)そういうことです」

 そして、住民は次のように話した。

 住民:「町長からの言葉で、町民に説明してほしいなって気持ちはあります」「“町が分かった”ならいいけど、“銀行に言われて”初めて、分かったんじゃろ。そんなたるんだ町があるから、人に言われて、気が付くようなね」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年5月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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