避難先でたくましく・・・ アヒルのミリタリー人形やカフェで生計立てる(2022年5月17日)
ロシア軍の侵攻後、ウクライナ市民の3割が仕事を失いましたが、避難先で自らビジネスを立ち上げ、たくましく生きる人たちもいます。
アントニーナ・プルトボイトゥさん:「恐怖でいっぱいで、支援を受けるのに長時間並び、うつ状態で泣き通しました。でも、何かしないといけないという気持ちになっていったのです」
アントニーナさんは3月中旬、爆撃が激しくなった北部のチェルニヒウから子どもたちと西部のリビウに避難してきました。
今はアヒルのミリタリー人形を作ってネットで販売しています。
3月、アヒルによるバードストライクでロシア軍機が墜落したエピソードをヒントにしたものです。
地元メディアにも取り上げられ、徐々に顧客が増えているということです。
キーウ郊外、ボロディアンカから来た大学生・イバンさん(19)は避難生活で蓄えが尽きてきたころ、友人とこの店を開くことを決意しました。
イバン・デンチェンコさん:「(最初はうまくいかず)泣きたくなり、店を閉めたくなりました。でも、同郷の人々が来店して支えてくれたのです」
リビウ市の中心部という便利さもあって、今ではお客さんが次々と訪れる人気の店となりました。
イバンさんの望みは売り上げを安定させること、そして早く故郷に戻ることです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く