“巨大つむじ風”高さ300m　土を巻き上げ・・・　北海道(2022年5月17日)

“巨大つむじ風”高さ300m　土を巻き上げ・・・　北海道(2022年5月17日)

　畑の土を巻き上げました。

　目撃した男性の証言から：「車を運転していたら、前方に真っ黒い筒状の筋が見えた。思わず車を止めて、撮影しました」

　16日午後、北海道東部・中札内村の広大な畑の一角に現れた、巨大な「つむじ風」。畑の土を巻き上げ、うねうねと波打つように動く姿は、まるで生き物のようです。

　150メートルほど離れた車内から撮ったというこの映像。撮影者によると、つむじ風の直径はおよそ20メートル。映像で確認すると、高さは300メートルを超えているように見えます。

　つむじ風は、気温の高い天気の良い日に起こることが分かっています。

　強い日差しで、畑の土が急激に暖められ発生した上昇気流が、後ろの暴風林に当たってはね返り、巨大な空気の渦を生み出したものとみられます。

　目撃した男性の証言から：「時間にして、5分、6分だったでしょうか」

　大量の土を巻き上げたつむじ風はその後、徐々に上空へ移動。最後は細く姿を変え、空の彼方にスッと消えていったということです。

（「グッド！モーニング」2022年5月17日放送分より）
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