子どもの急性肝炎 専門医のチームが症例調査へ(2022年5月16日)
日本でも報告されている原因不明の子どもの急性肝炎について、専門医などが近く調査チームを立ち上げ患者の症例を詳しく調べることになりました。
厚生労働省によりますと、子どもの急性肝炎は国内ではこれまでに疑い患者が12人報告されています。風邪のような症状が出るアデノウイルスとの関連が指摘されていますが、原因は分かっていません。
子どもの肝臓病などの専門医でつくる日本小児肝臓研究会は、患者の症例を詳しく調べる必要があるとして近く調査チームを立ち上げると明らかにしました。
研究会によりますと、日本では従来から原因が分からない子どもの重症の急性肝炎が年に10件程度あるということです。
研究会は、嘔吐(おうと)や下痢、発熱のほか感染症の症状などがある子どもに肝機能異常などがみられる場合には、子どもの肝臓病に詳しい医療機関を早めに受診してほしいと呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く