小樽 感染拡大で不安の一方・・・今後のインバウンド需要に期待(2022年5月14日)

小樽 感染拡大で不安の一方・・・今後のインバウンド需要に期待(2022年5月14日)

小樽 感染拡大で不安の一方・・・今後のインバウンド需要に期待(2022年5月14日)

・沖縄 “コロナ感染拡大警報” 医療従事者不足で医療ひっ迫
・北海道 来月から入国者数は緩和・・・インバウンド需要への期待と不安 

13日から「コロナ感染拡大警報」が出ている沖縄県。連日2000人以上の感染者が確認され、14日は2464人でした。医療現場では・・・
沖縄県立北部病院 永田恵蔵医師
「なんとか通常の医療を提供しながらなんですが、かなり危険というか綱渡りのような状況かなと思います」
この病院では、35病床のうち、きのう時点で30人が入院。病床使用率は90%に迫っています。さらに追い打ちをかけているのが・・・

「医療職員が陽性になっていることも第6波、1月の始まりの頃より増えてきている印象で、そこで隔離、感染対策をして、一時期患者の受け入れをストップしたりとかしている。」
県内では、医療従事者の欠勤数が500人を超え、通常の医療にも支障をきたしていると言います。人手不足は高齢者施設でも・・・
東京を拠点に医療支援活動を行うジャパンハートでは、先月末以降、県からクラスターが発生した施設への支援要請が増えていると言います。

ジャパンハート 看護師 宮田理香さん
「集団で生活している場所ですよね。そういったところでクラスターが起きるのでそこに対応できるスタッフがそもそもいないんですよ。すごく多くの陽性の方が出てスタッフもたくさん感染してだけどコロナの対応に慣れている方々ではないので結構大変な状況になるんですよ」

病床使用率が、まん延防止等重点措置を国に要請する目安の、60%を超えた宮古島。
沖縄県立宮古病院 岸本信三院長
「4月の中旬以降、GWに入りまして、より増えたというような状況です。 救急は2つの病院のうち、ひとつになったので、我々だけになったので、診療制限を行いますということで、5月の10日からですね」

大型連休中、宮古島は、観光客で賑わっていたと言います。宮古市はきのうの会見で・・・

「看護師はコロナ感染、濃厚接触、そのほかの理由で、20名あまり療養中であり」
医療スタッフ不足も深刻だと言います。
沖縄県立宮古病院 岸本信三院長
「一般病床を制限して、減らして、感染症の病棟に看護師さんを送っているような状況にあります。しばらく、旅行の予定を立てているかたは、少しずらしていただければと思います」

10万人当たりの感染者が沖縄県に次いで多い北海道。小樽市には大型連休中、大勢の国内旅行客が詰めかけました。今後観光地が期待するのは、インバウンド需要です。政府は来月以降、1日の入国者数を1万人から2万人へ緩和の方針を示し、外国人団体ツアー客の受け入れも検討しています。
こちらのホテルは、外国人観光客を見込んですでに新たな取り組みを始めています。
GRAND PARK 小樽 千代間 淳総支配人
「北海道にしかない食材を提供しようとその中で欧米の方、アジアの方分け隔てなく人気があるのがジビエ料理ですので、今回はエゾジカのロースを使ったステーキを提供する」
小樽市の観光振興室は・・・
小樽市観光振興室 松本貴充 主幹
「コロナ前には(観光客が)800万人くらい来ていましたが、これがほぼ0に近い状況ですので、回復するというのは地域経済にとって大変うれしいことだと思います」
団体ツアーの定番となっている市場では、複雑な思いも・・・
小樽市観光振興室 松本貴充 主幹
「やっぱり食堂なんかは並んだりしますから、並ぶとやっぱ密かなという頭はよぎります。どこのお店もそうだけど、やっぱり外国人が早く来ないかなという希望ですね。期待ですね。そちらの方が大きいです。」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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