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ロシア軍のウクライナ侵攻は、10日から、どう変わるのでしょうか。ロシア情勢に詳しい防衛省防衛研究所の兵頭慎治さん、軍事アナリストの小泉悠さんに聞きます。
小泉悠さん:ロシアにとっても、ウクライナにとっても、これは天王山だと思います。いま、生き残った主力をドンバス地方にぶつけつつある。負けたほうは、恐らく当面の間、新たな攻勢を行うことが不可能なくらいダメージを受けると思います。ウクライナは戦力がそろうまでは負けないように持ちこたえて、それから大抗戦に出ようとすると思いますので、今月から来月にかけて重要な局面になってくると思います。もしイジュームをウクライナ軍が取り返したら、ドンバスにおけるロシア軍の攻勢はとん挫すると思いますので、かなり重要な闘いが続いていくと思います。
兵頭慎治さん:ドンバス地方の闘いですが、欧米諸国の兵器が6月中旬くらいにウクライナ側に到着するということですから、ロシアは何とかそれまでに抑えたいところがあると思います。しかし、いまのウクライナ側の反転攻勢が強まるということになれば、それも厳しい状況になります。そうすると、追い込まれたロシア側が大量破壊兵器の使用に踏み切るリスクが高まっていく可能性があると思います。東部2州の戦況は、引き続き、注目していく必要があると思います。
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