外国人観光客来月メドに受け入れ再開へ 水際緩和に岸田総理「状況が変わった」|TBS NEWS DIG
政府は6月をメドに、外国人の観光客の受け入れを再開することで調整しています。世界と比べても「最も厳しい」といわれた日本の水際措置ですが、なぜ緩和へと舵を切ったのでしょうか。
3年ぶりに行動制限がなかった大型連休。日本人にも人気のハワイに観光客がもどってきました。
日本人観光客
「ゆっくり過ごせたし、家族の時間も取れてよかった」
「(ハワイは)やっぱりいいですね」
日本からハワイを訪れた人は大型連休中あわせて3021人で、去年の5.5倍になりました。しかし、コロナ前の2019年と比べると10分の1以下に留まっています。
その要因のひとつは・・・
日本人観光客
「朝食で50ドル(約6500円)はビックリしました」
土産物店
「円安ということで (商品を)見るだけで帰ってしまう人もいる」
物価上昇に円安も加わり、日本人観光客の完全復活とはなりませんでした。
一方、政府は6月をメドに外国人観光客の受け入れを再開する方向で検討を進めています。行動が管理できる団体旅行から受け入れを目指す方針です。
さらに・・・
岸田総理
「6月には他のG7諸国並みに、水際対策を更に緩和していきます」
岸田総理は現在、1日あたり1万人を上限とする水際措置をさらに緩和する方針を明らかにしました。
岸田総理は周囲に・・・
岸田総理
「状況が変わった。国内の感染状況と水際の話はもはや関係ない。水際緩和で感染者数が増えているわけじゃないし」
これまで水際“強化”を求める声の方が大きかった世論も変化の兆しがみえます。
週末、JNNがおこなった世論調査では、「水際対策を緩和すべき」と答えた人が48%。選択肢が異なるので単純に比較はできませんが、3月の調査よりも増えていることが分かります。
政府は大型連休後の感染状況を見極め、段階的に緩和をすすめる方針です。
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