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「男性でもいいですか?」「やろう!やろう!」花嫁衣装、ドレス、メイクも 誰だって何にでもなれる貸衣装店【SDGs】|TBS NEWS DIG
シリーズSDGs、地球を笑顔にするウィークです。華やかなドレスや花嫁衣装、そうした特別な雰囲気は女性だけのものでしょうか。福井市の貸衣装店が、ある体験を通してジェンダー平等を発信しています。
ドレスに身を包み幸せそうな笑顔を見せるモデルたち。実は全て男性がモデルになった写真です。
創業90年を超える福井市の老舗貸衣装店「マリーマリエ」が始めたのがその名も「変身体験」です。
少子化の影響で婚礼需要が減る中、結婚式以外でも衣装が着られるサービスとして始めましたが、一通のメールをきっかけにSNSなどを通じて反響が広がりました。
マリーマリエ 井関ひとみ代表
「最初は女性向きのつもりで(自社Webサイトに)書いたのだけど『男性でもいいですか?』というメールが来て、男性でも女性でも気持ちが分かるようなジェンダーフリーの友達ができると楽しいだろうなと思っていたので、そういうお客さまのメールが来たときは『おもしろそうだからやろう!やろう!』と」
10年前から始めたこのサービスは国内はもちろん、コロナ禍前はアメリカやイギリスなど海外からも利用者が。利用者の9割は男性でその多くがリピーターです。この日も大阪から常連客が訪れました。
えりさんは体と心の性別が一致しない、いわゆるトランスジェンダーです。以前から婚礼衣装への憧れがあったといいます。この日、用意されたのは色打ちかけの婚礼衣装。
えりさん
「きれい・・・赤も良さげね。毎回見て思うこと、絶対悩む」
料金はメイクや撮影に専属のスタッフがついたドレス1着のプランで9万3500円からですが、多くの人が2着以上のプランを選ぶそうです。
ポイントは袖につけられたレースの飾り。サイズが女性用のため袖が短かめになってもキュートに見える工夫です。とっておきの衣装で臨んだ写真撮影。えりさん、うれしさは何度利用しても変わらないようです。
えりさん
「これを性癖と捉える場合と、こういう世界もありなのではないかと捉える場合とかなり見え方が全然違ってくると思う。特別なときの自分にとってのご褒美、次に頑張るためのご褒美かな」
マリーマリエ 井関ひとみ代表
「ここに来ること自体で自分を認めてもらえる。ドレスを着るのは特別な日だから、それがただ男性になったというだけの話。世界中の人が自由な気持ちになれるのが一番いいなと思っている」
誰だって何にでもなれる。町の貸衣装店がジェンダー平等を発信し続けます。
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