社長が乗客家族に補償説明へ 不明12人の捜索続く(2022年5月7日)

社長が乗客家族に補償説明へ 不明12人の捜索続く(2022年5月7日)

社長が乗客家族に補償説明へ 不明12人の捜索続く(2022年5月7日)

 北海道の知床半島沖で観光船が沈没してから7日で2週間。今もなお、12人の行方が分かっていません。捜索が続く現場上空から報告です。

 (伊藤榮祐記者報告)
 観光船「KAZU1」が沈没している海の上です。今、この辺り風が強いなかですが、数隻の漁船による捜索が行われています。

 7日は海の状況が悪く水中カメラを使った捜索は難航しています。

 「KAZU1」は120メートルほどの深さに沈んでいて、これまで海保や警察が撮影した水中カメラの画像からは行方不明者発見につながる手掛かりは見つかりませんでした。

 今なお、乗客乗員12人の行方が分かっていません。

 7日の捜索は船6隻、航空機8機の態勢で知床半島の反対側や国後島の周辺まで範囲を広げて行われています。

 また、午後1時からの乗客家族への説明会には、運航会社の桂田精一社長が出席し、経済的な補償について説明することになっています。

 午後3時には高性能の水中カメラを積んだ民間の作業船がここからおよそ80キロ離れた網走港に到着する予定です。

 今後の捜索の進展が期待されます。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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