「何もかも売り切れて休んだ」インバウンド消えた黒門市場が…ＧＷは予想外の活況！？（2022年5月6日）
ゴールデンウィークももう終盤です。５月６日は連休の“谷間”の平日ということで、人によって過ごし方は様々のようでした。
【大阪・淀屋橋】
６日の朝、大阪・淀屋橋では、重い足取りで職場に向かう人の姿がありました。
（街の人）
「いままでぐうたらしてたからか、ちょっと体が重くて出勤したくないなあって」
「土日また休みなんで、きょうも１日、あした休みだと思って頑張ろうかなと」
「ずっと家に居てもあれなんで、たまには仕事行くのもいいかなって感じです」
【徳島・鳴門市】
一方で「６日も仕事は休み」という人も多いようです。快晴に恵まれた徳島県鳴門市。うず潮観潮船は多くの家族連れで賑わいました。この時期に大きいもので直径２０ｍにも達するという渦潮を一目見ようと、今年のゴールデンウィークは去年の約２倍の観光客が訪れたということです。
（船の乗客）
「（Ｑ渦潮は見えた？）見えました。迫力満点でした」
「本当に渦を巻いていて、洗濯機みたいで楽しかったです」
【姫路城】
世界遺産・姫路城も開城前から長蛇の列です。姫路城では新型コロナウイルスの感染防止のために、去年・おととしのゴールデンウィークは天守閣など有料エリアへの入場を休止していました。今年は３年ぶりの観光客受け入れということもあり、遠方から訪れる人もいました。
（訪れた人）
「（Ｑどこから来た？）埼玉です」
「（連休は）まだまだ続きます」
【大阪・黒門市場】
賑わいは大阪の台所・黒門市場でも。お昼時、食事を楽しむ人の姿もありました。
（千葉県からの観光客）
「千葉からです。こっちに実家があるので」
「（何を食べた？）ホタテバターですね。お寿司とおでん、大満足ですね」
（兵庫県から来た子ども）
「（何を食べている？）うなきも。ちょっとにがい」
以前は外国人観光客に人気の場所だった黒門市場。コロナ禍で海外からの客足が途絶え、商店街は大きな打撃を受けました。しかし今年は一変。全国から日本人観光客が多く訪れたということです。
（西川鮮魚店 西川翔悟さん）
「まあやっぱり普段に比べたら全然、人の数は全然違いました」
（高級鮮魚・魚福 佐野仁一さん）
「予想外に（多かった）。というか、そらインバウンドのいるときみたいに来てないで。そやけどもやっぱり連休中は人多かった。きのうはカキも何もかも全部売り切れてもうて休んだから」
この連休中の人出について、大阪府の吉村洋文知事は次のように述べました。
（大阪府 吉村洋文知事 ５月６日）
「ゴールデンウィークの状況も踏まえて、ＢＡ２株の状況も踏まえて、どういった感染動向を示すのかということは週明けの来週には概ね、ある程度の方向性、どういう状況かは見えてくるだろうと思っています。来週の平日の数字の状況、これが非常に重要だと思っています」
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