北京「隔離生活」記者宅の食料は?“封鎖エリア”連日拡大(2022年4月29日)

北京「隔離生活」記者宅の食料は?“封鎖エリア”連日拡大(2022年4月29日)

北京「隔離生活」記者宅の食料は?“封鎖エリア”連日拡大(2022年4月29日)

 ゼロコロナ政策を行っている中国。首都の北京では、いきなりマンションごと封鎖されることもあります。住んでいるマンションで新型コロナウイルスの感染者が出たため、28日から隔離生活が始まった北京支局の北里純一記者。食料の備蓄状況などについて報告です。

 (北里純一記者報告)
 私の家族は妻と4歳の息子の3人で生活しています。この3人が1週間は生活できるような食べ物をそろえたつもりですが、上海支局の高橋支局長の話を聞いて、これで大丈夫なのか不安になってきました。

 準備したのは大きな水や野菜、子ども用のおやつなどで、ようやく届いた冷凍庫の中には魚や肉などを保管して隔離生活に突入しています。

 (Q.冷凍庫や冷蔵庫の需要は北京では高まったのか?)
 上海の状況を見ているので、どうやって食料の危機を乗り切るか、食料を保管する場所として皆さんは冷凍庫をすぐに思い付くので、我々も慌てて購入しました。

 (Q.今回の封鎖措置は、そもそも事前の通告はあったのか?)
 実は通告どころか、封鎖が行われて数時間後にようやくこのマンションから通知がありました。私は支局にいたので、その後に買い出しをして戻ることができたのですが、すでにマンションの中にいた人なんかは準備ができないまま隔離生活に突入し、このあたりに不信感を持った人もいると思います。

 今はまだ幸い、マンションの敷地の中であれば外に出ることができるのですが、もし感染者が確認されたりすれば、より厳しい措置に移行する可能性もあります。

 北京では感染が広がっているということで、そのなかで「いつ自分たちも隔離の対象になるのか」ということで不安に思いながら北京市で生活をしている状況です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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