数年に一度の“強烈寒波”襲来・・・鳥取で7150軒が停電(2021年12月27日)

数年に一度の“強烈寒波”襲来・・・鳥取で7150軒が停電(2021年12月27日)

数年に一度の“強烈寒波”襲来・・・鳥取で7150軒が停電(2021年12月27日)

 数年に一度の強烈な寒波で一時、80台の車が立ち往生しました。鳥取地方気象台は、「深刻な交通障害の恐れが高まっている」として、顕著な大雪に関する情報を発表しました。

■“寒波”列島襲来・・・スリップ事故多発

 26日、日本海側の各地で降った大雪。各地で、車の事故や立ち往生が多発しました。

 乗用車3台が絡む事故。ケガなどはなかったものの、衝突によりバンパーの部分が破損してしまっていました。

 事故に遭った男性:「最初のこっちから来た車両が180度回転をして、ちょうど逆走しているような形になって。私が、その車に正面衝突みたいな形で突っ込んだ。さらに、後ろからきた車にぶつかって、3台が接触した」

 新潟県では、急こう配を登ろうとした車が立ち往生。牽引(けんいん)車が出動する事態になりました。

 JAF職員:「ニュートラルにしました?サイドブレーキ引いてないですよね?」

 無事、雪から抜け出した車は、来た道を戻っていきました。

 駅のホームに激しく吹き付ける雪と風。北海道では、強い風で雪が巻き上がっていました。

 秋田市で車に乗って移動していた取材班も、視界が真っ白となる“ホワイトアウト”状態に。

 スタッフ:「ああ・・・すごいですね。この先の道路が、全然見えないですね」「あ、これ、車ぶつかってる」

 秋田市では、最大瞬間風速が24.9メートルを記録しました。

 同じ日本海側の鳥取では、竹が雪の重さで倒れかかっています。完全に道路をふさいでいます。

 数十メートルにわたって、道路に覆いかぶさる木々。こうした垂れ下がった木々が電線にのし掛かり、停電の原因にもなるのです。

 鳥取市で停電が発生した店では、営業中にいきなり電気が消えたといいます。

 飲食店を営む男性:「パソコンの事務仕事ができないのと、電話が入ってこないしね。FAXが入ってこないし」

 取材を続けていると・・・。

 飲食店を営む男性:「(電力会社の方がいらっしゃいましたね)ほんとだな」「こっちが悪いんだろうか?」
 電力会社:「今、そこのちょっと上が、怪しいかなって思ってたり・・・」

 雪の重みで木が倒れ、電線がショートしてしまったことが停電の原因として考えられるといいます。

 中国電力によると、雪の影響で鳥取県内では、最大で7150軒が停電したということです。

 飲食店を営む男性:「(早く復旧してほしいという思い?)もちろんそれは。安心して帰れるんでね、店閉めて」

(「グッド!モーニング」2021年12月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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