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“ここで死にたい”“自分は大丈夫”と考える人も・・・約6万人が残るルハンシク州の現状(2022年4月28日)
ロシアのプーチン大統領は27日、演説の中で“必要があれば他国が持たない手段を使う”と干渉する国に対し、核兵器の使用をにおわせる発言をしました。
ロシア、プーチン大統領:「ロシアにとって受け入れがたい戦略的脅威となるならば、我々は電光石火の反撃を行うと覚えておくべきだ。ロシアには他国が持っていない“手段”がある。それを自慢することなく、必要な時には使用する」
ロシア軍の大きな目標は、今も“東部併合”です。
ウクライナ軍参謀本部報道官:「敵は東部で侵略作戦を続け、一時的占領下のクリミアとの間に陸路を確保するため、ドネツクとルハンシク地域を完全に支配しようとしている」
ルハンシク州、ガイダイ知事:「攻撃と兵士の数が増えたように感じています。砲撃の回数も増えています。1カ月前に比べて3倍に増えたといえるでしょう。5月9日に向けての“課題”を持っているようですね。(Q.アメリカやNATOの武器は最前線に届いていますか?)必要な量ではないが、届いています」
すでに9割が占領されたといわれているルハンシク州。電気も水道も止まっていて、戦争が終わるまで、復旧に乗り出せない地域もあります。
支配下に入った場所では、親ロシア派が物資を配っていました。ただ、知事は、こうした側面はほんの一部に過ぎないと話します。
ルハンシク州、ガイダイ知事:「略奪が行われています。親ウクライナの人を見つけて、軍の親戚を捜したり、人々を射殺したり“侵略者”の行動をしている」
毎日、避難を手助けしているといいますが、
ルハンシク州、ガイダイ知事:「ルハンシク州のウクライナ支配地域には、住民の20%、約6万人が残っています。残念ながら、自宅の防空壕などで残り続ける人がいます。“ここで死にたい”“自分は大丈夫”そんな人がいるのです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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