劣悪な衛生環境・・・「最後の砦」アゾフスタリ製鉄所 内部映像公開(2022年4月25日)
ウクライナ南東部のマリウポリで「最後の砦（とりで）」となっているアゾフスタリ製鉄所には劣悪な衛生環境のなか、今もなお子どもを含む多くの市民が取り残されています。
扉を開けると多数のベッドが暗闇の中に敷き詰められ、毛布にくるまっていた子どもはビニール袋で作られた間に合わせのおむつを着けています。
ウクライナ軍のアゾフ大隊が24日に公開したアゾフスタリ製鉄所の地下シェルターの内部映像です。
長期の避難生活でシェルターの壁にはカビが繁殖するなど、不衛生な環境が懸念されています。
ロシアが「完全封鎖」を宣言したアゾフスタリ製鉄所には今も1000人以上の市民が取り残されているとみられています。
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