【現地報告】関係者ら涙の対面 遺体から離れられない遺族も 知床・観光船事故(2022年4月25日)

【現地報告】関係者ら涙の対面 遺体から離れられない遺族も 知床・観光船事故(2022年4月25日)

【現地報告】関係者ら涙の対面 遺体から離れられない遺族も 知床・観光船事故(2022年4月25日)

 北海道の知床半島沖で乗客と乗員合わせて26人が乗った観光船が消息を絶った事故から2日が経ちました。これまでに救助された11人全員の死亡が確認されています。北海道斜里町の遺体が安置されている場所から報告です。

 (佐藤俊記者報告)
 斜里町中心部にある「B&G海洋センター」は、24日から遺体を安置する場所として使われています。

 25日朝から取材を続けていますが、確認できただけでも家族や関係者を乗せた車4台がブルーシートに覆われながら施設を訪れていました。

 町によりますと、朝に新たに3歳の女の子の遺体が運ばれたということです。ただ、25日に1人の遺体が引き取られて現在、10人の遺体が安置されているということです。

 施設内では、衣服や遺留品などの特徴をもとに身元の確認を行っていて、これまでに4人の身元が確認できたということです。

 また、町関係者によりますと、乗客は家族や友人などの13グループ24人で、その多くが北海道外から参加していたということです。

 24日夜は、なかなか遺体から離れられない家族や涙を流しながら対面された遺族もいたということです。

 現在、海上保安庁らが範囲を広げて捜索を続けていますが、一刻も早い乗客乗員全員の発見が望まれています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事