新たに子ども1人発見、計11人に 知床観光船事故(2022年4月25日)

新たに子ども1人発見、計11人に 知床観光船事故(2022年4月25日)

新たに子ども1人発見、計11人に 知床観光船事故(2022年4月25日)

 北海道の知床半島沖で観光船が消息を絶ち、これまでに10人の死亡が確認された事故で、24日夜、子ども1人が救助されました。捜索が続く斜里町の漁港から報告です。

 (依田英将アナウンサー報告)
 観光船が発着するウトロ漁港です。24日午後11時すぎに海上保安庁の巡視船が、新たに子ども1人を発見しました。発見場所は、知床岬灯台から東に14.5キロ付近の海上で発見しました。

 性別や年齢は分かっていませんが、意識不明の状態だったということです。

 これまでに見つかったのは、26人中11人ということになります。

 そして、国の運輸安全委員会の船舶事故調査官3人も25日午前9時すぎに斜里町に入りました。漁港から5分ほどの所にある対策本部が置かれている斜里町のウトロ支所に入り、調査が始まりました。

 これから打ち合わせをし、午後にはウトロ漁港に調査に入る予定です。

 25日午前6時ごろ、地元の漁師、漁船、大型の観光船が加わり、捜索活動が行われています。

 斜里町、最大の400人が乗れる大型船も加わって地元も協力し、全力で捜索活動が行われています。

 そして、陸上は穏やかですが、現場周辺の海域ではこの後、風と波が強く、高くなる予想が出ています。

 海上保安庁の関係者によりますと、午後からの捜索はとても厳しく難しいものになるのではないかということでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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