スーパーが調剤ロボを導入 薬をめぐり小売が客争奪戦|TBS NEWS DIG
大手スーパーのイオンが「医薬品」を強化した新たな店舗をオープンさせます。その狙いとは?
イオンが今週末オープンするショッピングモール。メインとなるスーパーの食品売り場のすぐ近くに設置したのは調剤薬局です。イオンとして最大規模の調剤薬局。ウリは調剤ロボットです。およそ1000種類もの医薬品を調剤することができます。調剤時間を短縮でき、薬剤師が服薬指導などに時間を割くことができるといいます。
また…
記者
「処方箋を直接持ち込まなくても、スマホで写真を撮って送ることで薬を受け取ることができるんです」
スマホで処方箋を送れば、薬局に行くのは受け取りの時だけ。空いた時間で買い物ができるといいます。
イオンリテール調剤トレーナー 柴田政利さん
「コロナの時にいろんな場所に出歩くのを減らしたいお客様のニーズを感じている。地域の1か所で『ワンストップ』のお買い物の場所としてお立ち寄り頂ける」
実はこのスーパー、隣は大病院。薬を受け取る人の需要も取り込む狙いです。
スーパーが薬局に力を入れる背景には、ライバル、ドラッグストアの拡大戦略があります。
記者
「こちらのドラッグストアではベビー用品の横に、たまご、野菜、さらにお肉まで販売しています」
ドラッグストアは近年、「食品」を強化。日用品だけでなく、生鮮食品も取り扱う店舗を増やしています。一方、コンビニのファミリーマートも、24時間いつでも処方箋を受け取れるサービスの実証実験を始めています。
「医薬品」と「食品」の垣根を超えた「ワンストップショッピング」。コロナ禍での小売業界の成功のカギかもしれません。
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