最後まで戦う?降伏する?ウクライナ戦争で論争(2022年4月18日)
ロシアがウクライナの都市マリウポリに降伏を呼び掛け、抵抗を続けた場合、全滅させるとしています。降伏か、徹底抗戦か、ウクライナはどうするべきなのでしょうか。
がれきと黒い煙が立ち込めるのは、ウクライナ北東部にある第2の都市ハルキウ。救助中もロシア軍の激しい攻撃を受け、駆け付けた救急隊員も命懸けです。
市長は「安全な場所はもはや存在しない」と、住民への避難を呼び掛けています。
そして、さらなる被害拡大の可能性も・・・。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ロシアはかつて栄華を誇ったドンバスの工業を破壊するつもりだろう」
ゼレンスキー大統領は、ロシア軍がウクライナ東部で新たな攻撃の準備をしていると警戒感を示しています。
そんななか、今、陥落寸前に立たされている街があります。南東部の「マリウポリ」です。
ロシア国防省は、マリウポリの市街地全域からウクライナ軍を完全に排除したと発表。
また、市内の製鉄所に立てこもるウクライナ兵に対して、17日までに投降するよう呼び掛けていました。
しかし、この通告をウクライナ側は・・・拒否。徹底抗戦の構えをみせています。
ウクライナ、デニス・シュミハル首相:「(マリウポリは)まだ陥落していない。まだ我々の軍隊、兵士がおり、彼らは最後まで戦う」
ゼレンスキー大統領は、「マリウポリの軍が全滅すれば、今後の交渉に応じない」としました。
続く攻防に、増える犠牲者・・・。一部では「国民の命を守るなら降伏も視野に入れるべき」「国あってのウクライナ人ではなく、ウクライナ人あっての国」「これがもし日本なら、国のために戦いますか?」との意見もあります。
犠牲者を出さないため、戦わない選択もあるのでしょうか・・・。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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