ロシア前大統領 北欧2国のNATO加盟の動きを牽制 「非核化あり得なくなる」(2022年4月14日)
ロシア安全保障会議の副議長を務めるメドベージェフ前大統領は、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟への動きを牽制(けんせい)しました。
メドベージェフ氏は北欧スウェーデンとフィンランドのNATO(北大西洋条約機構)への加盟はロシアにとって敵が増えるということだと自らのSNSに投稿しました。
「NATOとロシアの陸上の国境の長さは2倍以上になり、当然、国境(防衛)は強化されなければならない。その場合には、バルト海沿岸地域の非核化に関する話は、ありえなくなる」と警告しています。
「この2カ国のNATO加盟についての世論はプロパガンダにより割れている」として、「常識的な人は、物価や税金の上昇や国境の緊張が高まること、ミサイルや核武装した艦船が手を延ばせば届くところにあることを望まないだろう」と牽制しました。
「我々の北側にある隣国の人々の理性が勝つことを願うしかないが、そうでないなら、『自業自得だ』」と強硬な姿勢を見せています。
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