【解説】キーウへの攻撃再開？ロシア「意思決定の中枢への攻撃を実施する」と警告
アメリカのシンクタンクがまとめた戦況によると、陥落間近とされているウクライナ南東部のマリウポリで、ロシア国防省が13日、「1026人のウクライナ兵が投降した」と発表しています。
これに対し、ウクライナの大統領顧問は、一部の兵士が捕虜になったことを認めた上で、「ロシア軍が主張する人数よりかなり少ない」と一部否定しています。ただ、アメリカの政策研究機関は、ウクライナ軍が苦戦を強いられる状況は続いているとして、「ロシア軍は今後、1週間でマリウポリを占領する可能性が高い」と分析しています。
また、ロシア国防省の報道官は13日、ウクライナ軍がロシア国内の施設を攻撃しようと企てていると主張した上で、「このような破壊活動が続けば、ロシア軍はキーウを含む意思決定の中枢への攻撃を実施する」と警告しています。
ウクライナ情勢について、防衛省の研究機関「防衛研究所」の主任研究官で、ロシア安全保障などが専門の山添博史さんの解説をお伝えします。
(2022年4月14日放送「news every.」より)
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