容器も食べられる「桔梗信玄餅」 “最中”になって・・・ゴミを劇的削減…羽鳥慎一 モーニングショー【SDGs】(2022年4月14日)
「未来をここからプロジェクト」14日は、ゴミを劇的に減らした「桔梗信玄餅」を紹介します。
■開発のきっかけは・・・「もったいない」の声
山梨県のお土産としておなじみの「桔梗信玄餅」。今、連日すぐに完売してしまう人気商品があるのです。
埼玉県から来た買い物客:「プラスチックの削減にもなるし、そのまま残った黒蜜も一緒に食べられるので、すごい良いんじゃないかなって思います」
群馬県から来た買い物客:「器自体が最中なんで、そのまま食べられるし。あと、ゴミも出ないっていう点が、やっぱ良いと思います」
白いプラスチックの器や、黒蜜を置くフタが「最中」になったことで、中のきな粉も余すことなく、食べることができる「桔梗信玄餅 極」です。
気になるそのお味は、「容器の部分も最中になっているんですけど、香ばしくて、とてもおいしい」です。
この日も、各地からお客さんが訪れ、わずか1時間で売り切れになりました。
商品の開発にあたり、器の強度や食感に特に苦労したということです。
桔梗屋・中丸純社長:「まず、最中皮に決める前に、色々な食品を試しましたので。容器の形も含めてですね。本当に、通常の容器と同じ形をしてますし。これが普通の最中の丸い形ですと、多分面白くなかったなぁというふうに思ってます」
この器も食べられる「桔梗信玄餅 極」開発のきっかけになったのは、お客さんの「もったいない」という声でした。
桔梗屋・中丸純社長:「桔梗信玄餅を発売した当初にですね、約50年ほど前なんですけど。桔梗信玄餅、大変おいしい。ただ、これの容器を食べられる物にしてくれないかという、ご要望がありまして。それをきっかけにして作りました」
現在は、山梨県内の5店舗のみでの販売ですが、今後は増産し、販売店舗を増やす予定です。
桔梗屋・中丸純社長:「ごみの削減に関しては、かなりできていると思います。お客様のご要望にお応えした結果、SDGsとこの時代に、即していたことになったのかなと、思ってはいるんですけど」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年4月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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