「銀歯」素材価格を引き上げ ウクライナ情勢、思わぬ影響(2022年4月13日)
ウクライナ情勢の影響で銀歯の材料となるパラジウム合金の価格が急騰していることから、厚生労働省は来月から医療機関が銀歯を使った際に受け取る材料価格の引き上げを決めました。
パラジウム合金はロシアが主要な産地の一つですが、軍事侵攻で供給が不安定となり価格が急騰したため、銀歯治療を行う医療機関などから価格の見直しが求められていました。
本来は7月に価格が見直される予定でしたが、厚労省は緊急性を鑑みて5月1日からの引き上げを特例で決めました。
1グラムあたりの価格を3139円から3413円に引き上げます。
例えば窓口負担が3割の患者の場合、奥歯の詰め物では2000円程度が患者負担でしたが、5月以降は180円ほど引き上げられるということです。
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