「サケ・マス漁」侵攻で出られず・・・日ロ交渉 難航か(2022年4月12日)

「サケ・マス漁」侵攻で出られず・・・日ロ交渉 難航か(2022年4月12日)

「サケ・マス漁」侵攻で出られず・・・日ロ交渉 難航か(2022年4月12日)

 北海道では、例年4月10日に解禁となっているサケ・マスの流し網漁。

 日本の排他的経済水域で行われる漁は、ロシアとの交渉で漁獲量を決めたうえで、操業することになっています。

 今の時期、とれるサケは「トキシラズ」と呼ばれ、高級食材として知られています。

 しかし、今年はロシアによるウクライナ侵攻の影響で交渉が始まらず、漁に出られない異例の状態となっています。

 水産庁が11日、その交渉をオンラインで始めたと発表しました。

 政府関係者によりますと、ロシアは日本の追加制裁に強く反発していて、交渉が難航する恐れがあるということです。

 松野博一官房長官:「本交渉については、我が国の漁業活動に関わる権益の維持確保のために行うとしたところであり、交渉に全力を尽くして参りたい」

 サケは、去年の不漁やウクライナ侵攻などで、切り身1切れほどにあたる100グラムあたり379円と高騰していて、さらなる上昇も懸念されます。

(「グッド!モーニング」2022年4月12日放送分より)
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