「これは無差別殺人」駅にミサイル攻撃 52人死亡(2022年4月10日)
52人が死亡したウクライナ東部の駅へのミサイル攻撃について、目撃者が当時の惨状を語りました。
目撃した男性：「爆発音が聞こえ、駅に向かうと何十人もの死傷者がいました。車が燃え、駐車場の草むらには完全に爆発していないミサイルが残っていました。とにかく恐ろしい光景でした」
駅でボランティア活動を行っていたこの男性はスタッフ1人が死亡したと明かしたうえで、「これは無差別殺人だ」と訴えました。
8日の東部ドネツク州・クラマトルシク駅へのミサイル攻撃では、52人が亡くなっています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、AP通信のインタビューで、民間人への攻撃を非難し各国に追加の武器供与を求めました。
一方で、「外交的解決の機会は失ってはならない」と述べ、ロシアとの協議によって停戦を目指す考えを示しました。
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