ロシア外務省報道官 日本の対ロ制裁に「さらなる対抗措置」
ウクライナ情勢をめぐりロシアに制裁を科した日本について、ロシア外務省の報道官は「さらなる対抗措置を取る」とけん制しました。
ロシア外務省のザハロワ報道官は6日の定例会見で、日本について「長年かかって築いた両国間の協力関係を破壊している」と語り、ロシアに制裁を科した岸田政権の対応に不満を示しました。
また、ザハロワ氏は「海外からの指示に従順に従っている」と欧米と歩調をあわせる日本を批判。そのうえで「さらなる対抗措置を取る」とけん制しました。具体的な内容については明らかにしていません。
ロシア外務省は先月、日本との平和条約交渉を中断すると表明しています。
自民党 佐藤正久外交部会長
「欧米と同じように一部のロシア外交官の追放も私は連携しながらやるべきだと思います」
一方、けさの自民党の会合で佐藤外交部会長はロシアの外交官の日本からの追放に言及しました。
発言はキーウ近郊で多数の市民の遺体が見つかったことを受けたもので、佐藤氏は「さらなる虐殺を止めるためにも厳しい追加制裁をできるだけ早く科すことが必要」としました。会合では外務省の担当者が「意見を受け止めて判断していきたい」と回答したということです。
(07日11:21)
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